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以前紹介した神社があります。

こちらの宗方八幡宮に伝わる伝統芸能「宗方万行」を残したといわれる旅の僧「万行」さんのお墓のご紹介です。


まず最初に、この存在を知ったのは「山鹿市史・別巻」を調べていたときでした。

その中で、個人宅に昔から祀られていることが記載されていたので、宗方八幡宮を拝見する際に、随分とお宮の近隣を探したものです。
ですが、なかなか見つからず又、近所の方に伺ってもわからないとのことでした。

しかし、時は過ぎ、ふと近所の病院へ伺った際にふいに目に留まった石碑が気になり、近くに寄ってみてみるとうっすらとその別巻に掲載されていた写真と同じ仏様の彫りが見えたのです。
それがこちらです。

まさかこんなところになるとは思いもしませんでした。

こちらを上から3枚の写真で分けたものです。


拡大頂くと、わずかに線刻が見えるかと思います。


山鹿市史・別巻にはこのような記載がありました。

伝宗方万行墓
「宗方万行」とは、宗方八幡宮に伝わる雨乞い踊りのことですが、それは旅の僧「万行」さんが、元禄の頃に伝えたといわれています。
その万行の墓といわれるものが、山鹿大橋の近くの個人宅に古くより祀られています。
高さは153cmの団子型で凝灰岩の碑面に龕部をつくり、坐像如来を浮き彫り、その下には「元禄五年 願挙円心大徳士」と刻まれているそうです。

記載の内容、もうちょっと見た感じでは判別難しいですよね(汗)

拓本とかしてみたら、もっと綺麗に彫られている内容がわかるのかもしれませんね。

この石仏の隣にも小さな石仏様が居られます。

穏やかな表情の石仏様ですが、由緒はわかりません。

宗方八幡宮に御参拝の折には、こちらへも足を運ばれてはいかがでしょうか。
近くに三森病院があり、豆腐屋「豆かをり」さんへ行く道すがら、多分気づかれると思いますよ。

ではでは~~。

最近、インスタグラムやXを頑張って更新しています。
是非、そちらもフォローしてくださいね。

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