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今日は、旧山鹿郡三十三観音札所「実西寺」と、近くにある小さなお宮の谷川神社をご紹介します。

実西寺の場所はこちら。

御宇田の六地蔵が目印の古寺跡の札所

御宇多バス停より西へ進むと、「光広」という集落の六地蔵があるので、そこより右折し進むと、「長善寺」というお寺の手前を左折し進むと三軒ほど進んだところから右折し路地に入ると左手に観音堂があります。

観音堂は、一間×一間の小さなお堂で、造りは小さいが手入れは行き届いており、地域の方々の信仰を感じれます。
本尊は、聖観音で高さ早く30センチ。昭和29年に金箔を貼り替えられているそうです。

御宇田五山の一つと言われている

『鹿郡旧語伝記』には、「古寺跡、堂あり」とある。
往時の寺域と言われる西端には、平重盛の墓と伝えられる宝篋印塔など、五基が残っているそうです。堂の柱には、「御宇田五山実西寺跡」と貼られているそうです。
(訪問後に由緒等調べたため、そのことは目視で確認はできていません)
農閑期にお祭りをされているそうです。

● ご 詠 歌

孝行に まさる後生や なかりけり 天のめぐみに かないぬるもの


また、この実西寺の近くには、ため池がありその畔の竹林の中にひっそりと「谷川神社」というお宮があります。

※[谷川神社の場所はこちら]※


(以下、鹿本町史より)
●祭神:天御中主神
●由緒:不詳 [ 元治二年(1865)正月吉日再建 ]
例祭日は、3月18日と記載があります。


社への入り口も階段も無いようで、また入口の部分に目印となるよな石塔などもありません。

ため池の入り口は分かりやすいのですが、その入り口を少し進んだ右下に社はあります。
此方がそのため池です。

町史にも由緒は不明とありますが、社も古くはありますが何かしらの手入れをされている様子もあり、地域の方々で守られているのでしょうね。


※この記事は、以下の書籍を参考に書いています。
(山鹿双書四・旧山鹿郡三十三か所札所巡り・児玉徳夫講演録より先生講演録)
(鹿本町史)


旧山鹿郡三十三観音札所マップを作りました。
観音堂めぐりの参考に使ってください


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