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– 柳井寺~ 野辺田観音堂 ~ – 旧山鹿郡三十三観音霊場 十二番札所
今回は、旧山鹿郡三十三観音霊場のしち十二番札所であります、
山鹿市小坂地区にある『 柳井寺 ~ 野辺田観音堂 ~ 』をご紹介します。
かつてあった古寺。現在は名前を変え地元の方々に大切にされている観音堂
現在の場所は、こちらです。
『柳井寺跡』は、現在の観音堂の向かい側の山にあったといわれています。
石の祠が祀ってあり、その付近の葉や毛や杉山一帯におびただしい数の五輪塔があり、数カ所に寄せられているそうです。
そのかつてあった『柳井寺』は、天台宗の末寺で、平安時代後期から鎌倉時代・南北朝・室町時代と長い間栄えてきたが、何故廃寺になったかの理由は分かっていないそうです。
その後、現在の観音堂の場所に移され、地元の方々に『野辺田観音堂』として親しまれています。
現在の野辺田観音堂には、本尊として聖観音座像菩薩が祀られています。
また、小坂の村の中にあった六地蔵が2基が、道路拡張工事などに伴い、現在の観音堂敷地内に移設・設置されているそうです。
上り口は、狭いですがきちんとロープを張ってくださっていますので、安心です。
また、観音堂正面には階段がありますが、観音堂右手は坂を作ってあります。
ですので、ややではありますが車いすの方も観音堂にあがれますね。
その坂のところにはしめ縄を飾った大岩があります。
こちらの岩も信仰の対象ななのかもしれませんが、詳細は確認できていません。
こちらの観音堂の右となり、一軒の倉庫を挟んだところに先日こちらのサイトでも紹介しました、『磨崖仏』があります。
そちらも、是非お立ち寄りになって見られてください。
ではでは~~~。
※この記事は、以下の書籍を参考に書いています。
(山鹿双書四・旧山鹿郡三十三か所札所巡り・児玉徳夫講演録より先生講演録)
(小坂をあるこう・フットパスガイド)
(三岳探訪)
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