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今回は、旧山鹿郡三十三観音札所 16番札所の「 光明寺 」をご紹介します。


場所は、こちらです。

二棟続きで、左側が観音堂・右側が天神堂

細い路地に入り集落の中にある観音堂です。



三間×一間の二棟続きで、向かって左側が観音堂、右が、天神堂で、堂と堂の間に、雨樋がある。
本尊は、聖観音座像で高さ約40センチ。光背がある。彩色の表面は剥がれ、木地が出ているところもあるが、穏やかな表情の観音である。背面に、昭和3年に御箔替修理と書かれている。

茅場は昔、上吉田の本村だったらしい

『鹿郡旧語伝記』には、「仏山。光明寺。本尊観音。古寺跡。謂れ建立の時代知らず。辻堂あり。上吉田にあり」とある。茅場は昔、上吉田の本村だったらしい。堂は、集落の観音様組で、持ち回りで世話をされている。1月と8月にお祭りがある。
お堂は、平成4年に改築された建物。

◆ ご 詠 歌

松風に ねむりさますこの寺の かねのひびきに つきやきえなん

※この記事は、以下の書籍を参考に書いています。
(山鹿双書四・旧山鹿郡三十三か所札所巡り・児玉徳夫講演録より先生講演録)

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