記事の詳細
– 平原寺 – 旧山鹿郡三十三観音札所 二十八番札所
さて、引き続きご紹介。
今回は、旧山鹿郡三十三観音札所 第二十八番札所「平原寺」をご紹介します。
平原寺の場所はこちらです。
津袋にある五社宮の境内ある。火災で焼けた聖観音を安置
前の投稿で、紹介した円福寺から近い場所にあります。
県道195号線を円福寺より、更に菊鹿方面へと走ると、左側に五社宮の一の鳥居があります。
その鳥居をくぐった四つ角にあります。
ただし、一の鳥居を車でくぐることは難しので、廻り込む必要があります。
観音堂は、平成6年に改築されており、二間×一間の比較的新しい立派なお堂です。
本尊は、聖観音座像で、高さは約40センチ・本尊と両脇の菩薩像五体が火災の為、焼け黒く焦げています。
約90年前に現地に移築
※参考にしている書籍が上記の記載をされていますが、発行は平成12年ですので、その経年分を含めてお読みください※
『鹿郡旧語伝記』には、『平原寺。古の寺跡。辻堂。本尊観世音。謂れ知らず』とある。
『鹿本町史』には、「鹿本町大字津袋字本村。寺址に文殊堂がある」とある。
現在地よりも200メートル北にあったものをこちらに移築されているそうです。
● ご 詠 歌
定めなき あうは別れのうきよにて いずくの因の 身をやまつらん
※この記事は、以下の書籍を参考に書いています。
(山鹿双書四・旧山鹿郡三十三か所札所巡り・児玉徳夫講演録より先生講演録)
旧山鹿郡三十三観音札所マップを作りました。
観音堂めぐりの参考に使ってください
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。