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今日は、旧山鹿郡三十三観音霊場の四番札所であります山鹿市の小原地区にある『観福寺』をご紹介します。

杉林の中に佇む古寺の跡

場所は、こちらです。

小原地区方面から、県立教育センターへの登坂を焼く250メートル、左下に別の観音堂(小原権現)より西へ20メートル進むと庭先の広い、農家にたどり着く。

その先の杉林の山道を進むと100メートルほど先の右手に観音堂があります。

中世の古寺の存在を裏付ける五輪塔が五基残っています。


観音堂は、一間×一間。本尊は、聖観音で高さは約50センチの木彫座像。
本尊の千手観音と如意輪観音は、最近できた新観音堂に移されているそうです。

禅宗の古寺の跡

『鹿郡旧語伝記』には、
「赤尾山観福寺という、古寺の跡あり。本尊観世音辻堂に在す」とある。
小字名も、観福寺である。禅宗の古寺跡ともいわれています。感福寺、閑福寺ともいうそうです。

初めて訪れる場合は、地元の方に尋ねられないと、わかりずらいかと思われます。
私も、新しい観音堂の方と最初は勘違いしてしまいましたので・・・汗

ほかの写真など

■ご詠歌
咲く花も ついには散りぬ世のあわれ 定めなければ たのめすくわん

 


※この記事は、以下の書籍を参考に書いています。
(山鹿双書四・旧山鹿郡三十三か所札所巡り・児玉徳夫講演録より先生講演録)

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